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短めの一次&二次創作を思いついた時に更新します。本館はプロフィール参照です。
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Loveself  7  ①の続き。

 
俺がそのようにのぞき見を始めたのとちょうど同じタイミングで、女性が一人保健室に入ってきました。
特に特徴のない、普通の女子生徒です。
普通であるが故に同情します。あんな女と同じ空気を吸わなければならないなんて、さぞかし息苦しいことでしょう。
それともこの少女は自らあの女と話に来ているということは、もしかして対して気にしていない?……それはそれで理解できませんが。男性は異性を妬み女性は同性を妬むと言いますし、女性ならばあの雌犬に俺以上の生理的嫌悪感を覚えても不思議ではないと思っていたのですが。
 
「あの……佐藤……の……か……です」
名前も名乗っていたようでしたが、俺までは聞こえませんでした。
まあ、名前など些細なことです。
個人の続柄より、その人間関係の方が大切ですからね。
「佐藤さんね、聞いてるわ。さあ、座って」
あの女の優しげな声が聞こえます。本当は自分以外の女が美少年だったら嬉しいのに、とか思っているくせにあの態度はなんなのでしょうか。あれが仕事だと言うのでしょうか?反吐が出る。だから嫌いなんだ。
ちなみに今の台詞は俺の妄想などではなくれっきとしたあの女の台詞ですからね。
「……あ、あの……えっと……その……」
「……うん、少し落ち着いて、ね?まず、座りましょう。話はすぐに聞いてあげるから」
彼女は、焦っているようでした。
何かを話したくて、打ち明けたくてたまらない―――といったものでしょうか。
何故そのような大切な話相手をこの女に選んでしまったのか……。
第一、どうしてこの女が女生徒からそれなりに慕われているのか全く理解できません。もちろん苦手とする女生徒もいますが、俺の知るところによると「先生は大人の魅力があって素敵」「恋愛経験豊富そうだから恋愛相談に向いてる」などと言われているようです。
あんなものが恋愛なら、AVだって凌辱ゲームだって純愛ですよ。
「お話があるって聞いたけど……何かしら?」
あの女のことを考えると苛々するのでやめましょう。ひたすら彼女の言葉に耳を傾けることに専念しなければ。
嫌なものを聞く必要なんてありませんしね。
彼女は少しの間迷っていましたが、やがて喉をごくりと鳴らし、決意した様子で切り出しました。
「……私、好きな人ができたのかもしれないんです」
なんと、恋愛相談ですか。
素晴らしいことではないでしょうか!わくわくしてきました。思わず手を打ちそうになりましたが自重しましょう。今の俺の状態は確かにまずいですよね。あの女に言われたというのが癪ではありますが。
それにしても、恋愛というものは実にすばらしい。普通の人間の特権です。だから俺は人間が好きで好きで仕方ない。
自分のことでもないのに嬉しくなってしまいますね。他人の恋愛話、というのは楽しくてたまりません。
「あら、それは素敵なことよ?」
見え見えですね。この女は、こう言っていますが心の中では「どんな男の子かしら、ちょっとちょっかい出してみたいわ」と思っているに違いありません。本当に見境も節操もないのです、この女は。
もっとも俺が口にするべきことではありませんが。ええ、自覚くらいはありますとも。
「恋するってことは素晴らしいことよ。先生、よくわかるわ」
そうですね。貴方は確かによくわかるでしょう。もっとも、道を歩いている少年にセクハラしたり自ら高校生に色仕掛けして(自主規制)するものが恋と呼べるなら、ですが。
「そ、そう……です……か……でも……」
彼女は、それにも関らず、いまいち明るい反応を取りません。
恋は素晴らしいことなのです。この女に言われずとも当たり前です。もっと、幸せそうな顔をすべきだと思うのですが。
「でも?どうしたの?」
「……でも……私、駄目なんです」
駄目、ですか。
何が駄目なのでしょうか。十分だと思いますがねえ。
「…………私、この間自分の気持ちをぶつけました」
しばらく黙ったあと、彼女は意を決したように口を開きました。
まるで人でも殺してきたかのような神妙な態度です。恋する乙女、という感じは微塵もありません。
なんだか少し奇妙な気もしますが、俺ごときに普通の人間の感性が分かるはずもありませんし、仕方ありませんね。
乙女心は複雑なのでしょう。ということにしておきます。
「そうなの?返事は来たの?」
「返事なんて来るはずありません、だって……でも……ああ、……あああああ」
しかし。
彼女はひどく青白い顔をしてはいましたが、―――まさか突然頭を抱えて嘆き始めるとは思いませんでした。
……複雑、などという次元ではないかもしれません。
よほど恋に迷っているのでしょうかね。俺もそんな恋をできるのならしてみたいくらいですが。
「落ち着いて、佐藤さん。……そんな後ろ向きなことを考えては駄目よ、まだ諦めるには早いわ」
こんなことを言いながら、内心「この子がふられたら私がその男の子にちょっかい出そうかな」と考えているんですよ、この女は。忘れてはいけません。この女が淫乱な痴女だという事実を!
……今は、彼女のために突っ込むのは控えますが。俺は普通の人間には紳士ですからね。
「でも、でも……やっぱり……私なんか……」
「なんか、なんていうものじゃないわ。女の子は自分に自信を持つことで可愛くなれるのよ」
「じ、自信なんか、持てません」
「そんなこと言わないの、佐藤さんも十分可愛いわよ」
しらじらしい女です。まあ、あえて突っ込みませんが。
この女はいつもこうなのです。だから俺はこの女が嫌いなのだと―――
「可愛くなんてありませんっ!私は駄目なんです、駄目な女の子なんですッ!何をやっても出来そこないで!可愛くも美人でもなくて!クラスでも嫌なことを押し付けられて、断ることすらできない最低で最悪でどうしようもない女の子なんです!!!!!!!だから、私を愛してくれる人なんていないっ!私は駄目だから!役立たずだから!だから!私が私を愛してあげないと―――他の誰が私を好きになってくれるんですか!」
彼女は―――叫ぶ。
まるで、果実が弾けるように。
取り乱し、振り乱し、―――泣き喚く。
その顔は、悲しみよりむしろ―――恐怖に満ちていた。
今にも自殺しかねない、そんな狂気が覗いていた。
恐怖……何が?
何が、彼女は怖いと言うのか?
「……そうです、先生。私は駄目なんです。何をやっても。だから、誰もどうせ私を愛してくれない。私にいいところなんてない。でも、でもでもでもでも、だからと言って死ぬのは怖い。死んでしまいたいとは怖くて思えない。こんなに役立たずな私でも、私だから殺せない。自分だけは自分を愛しているから、愛してあげたいから、大切にしてあげたいから、死ぬことすらかなわない。なのに生きてる価値がない。……どうすれば、どうすればいいんですか!これで、もしこのまま私が自分以上に何かを好きになってしまったら―――私は自分を大切にできなくなったらどうするんですか!?もう、死ぬしかないじゃないですか!」
ああ、おかしい。
この子は、おかしい。
そうはっきりと―――俺は思いました。
壊れている、と。
「お、落ち着いて、ね?」
あの女も、さすがに焦っているらしい。
当然だ。
彼女の主張は―――噛み合わない。
精神的にどこかおかしくなっている、と思われても無理はないだろう。
一気にまくしたてたため、一瞬意味が取りにくいが、彼女は、明らかに矛盾しているじゃないか。
自分には何の取り柄もない最低な女の子なのに―――それなのに自分を愛してやりたい?
そんなこと、できるはずがありません。
自分を愛するためには、自身が自分をまず認め、評価することが必要です。
もちろん欠点もあるでしょう。しかしそれでも、何らかの誇れる点があればこそ、人は自分という存在を好きになれるのです。
なんだか、取ってつけたような、矛盾。
そして彼女は、やけにそれに必死になっている。
もしかして、いや、まさか……?
 
そんな、いくらなんでも、在野が―――
 
「……っ、す、すみません……私……私……」
あの女の言葉に我に返ったらしい彼女は、はっとして急にしおらしくなり、おとなしく椅子に座りました。
一応まだ、理性はあるようですが。
「……いえ、いいのよ。冷静になってくれたなら、それで」
「……ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい先生……せっかく私のために時間を取ってくれたのに……こんな……」
「気にしなくていいのよ?私は先生なんだから、生徒のために時間を作るのは当たり前」
後ろ向き。
今日の訪問者を一言で表すなら、それでしょう。
自分に自信がなく、必要以上に卑屈になっている。
少々面倒なタイプではありますが、さほど珍しいというほどでもありません。特に取り柄のない(と思いこんでいる)人間なら思春期にこうなってしまうこともありえます。
しかし、です。
この少女は本当に―――後ろ向き、消極的、ネガティブ―――それだけで、済ませていいのでしょうか。
自分はできそこないだから、愛してあげないといけない。
そう言った時の彼女は、ただのネガティブ以外の何かを孕んでいた。
自分を愛したい、そう高らかに主張しながらも、どこをどう愛したくて、自分のどこを好きなのかについては一切語らない。あの女が並べる褒め言葉(確かにあの女の言葉には中身はありませんが、かける言葉としては間違っていないと思いますよ、ええ)に耳を貸すことすらなく、ただ根拠もなく自分を愛してくれる人間などいないと主張する。
初めから、他人に自分のことを伝えることを放棄しているようにしか―――更に言うならば、意図的に他人から理解されないようにすらしている気さえします。
まるで―――自分を愛することが目的で、自分を貶めることがその手段であるかのように。
やはり、彼女は、どこかおかしい。
 
ああ、誤解のないように説明しておきましょう。
俺がおかしいと言っているのは、彼女が死ぬしかないなどと主張していることそのものではありません。
心が折れた人間が死を選ぼうとし、しかしそうすることができず、どうすればいいか迷うことは悲しいことに、よくあります。それは決して異常なことではありません。むしろ普通ですらあります。
だから俺は決して、精神的に不安定な人間をひとくくりにして『おかしい』とのたまわっている訳ではない。
俺が『異常』と定義するのは―――あまりに『自己愛』に偏った人間のことです。
無論、誰にだって自分に自信は持っているでしょうし、評価されたい、認められたい、愛されたいと言う願望がある。ない人間の方が少ない、いないでしょう。
しかしそのような感情があまりにも極端な人種が、この世界にはいるのです。
たとえば、自分を崇めるあまりに女神を自称し、そして他の人間を見下すほどに自尊心を肥大化させた都山留衣。
たとえば、自分を誇りたいがあまりに兄を目の敵にし、周囲の人間を見下げることで自己を保つ水口在朝。
たとえば、自分を姫だと信じ込み、自分の理想だけを追い求め自分の都合のいいように解釈し続ける遠坂妃芽。
たとえば、自分を人間以下だと定義しながら、同時にその誰からも理解されない自分すら愛してしまう―――俺。
プライドが高い、そう定義するのはあまりに軽率。
彼らは、―――俺も含めて―――普通の『自己顕示欲の強い人間』とは異なる、『危険性』を持ち合わせている。
彼女はその点で、もしかしたら、―――いえ、もしかしなくても―――俺たちよりの存在である可能性が高いのです。
意味が分からない?理解できない?定義が曖昧?それのどこが悪いのか分からない?区別なんてつかない?
それも当然でしょう。理解しています。
だから、俺は前から言っているではないですか。
理解できなくて、構いません。
貴方と俺は、違う存在だ。貴方は蠅や蜘蛛が何を考えて地面を這っているかなど分かりようがない。
それと同じように―――偉大な貴方には、俺の言葉など、定義など、価値観など分かるはずがない。分かる必要もないのです。
 
だから―――俺は、異常の…………人間以下の、天才なのです。
 
それでも貴方に話しかけるのは、俺が単純に人間と話すのが好きだからです。理解はされなくても、解説したくなってしまう性なのです。貴方が聞きたくないと言うならやめても構いませんが―――そんな雰囲気でもなさそうですしね。
 
「……すみません……ごめんなさい……先生……」
「気にしなくていいのよ。他に何か言いたいことはない?」
「……いえ、結構です……す、すみません、もう、失礼します……」
いやにあっさりと、彼女は引き下がりました。
心中を全て吐露してすっきりした―――という表情では間違いなくありません。
それどころか、これ以上言ってしまうと取り返しがつかないから我慢している―――そんな様子にすら見えます。
やはり―――危うい。
 
これは、
思った以上に―――在野は、『動きすぎている』かもしれません。
 
「本当に?そんな顔じゃないけど……まだ何か、」
「へ、平気です!ほ、本当にもういいですっ!……し、失礼します!ありがとうございました!」
彼女は、逃げるように。
あの女からではなく、むしろ、自分の気持ちからでも逃げるように。
慌てて立ち上がり、そのまま鞄を掴むと、振り返りもせずに保健室を飛び出して行きました。
先ほどまでここにいた彼女のものとは思えないくらいに、大きな声でした。
 
しばしの沈黙。
再び、ここは俺とこの女の2人になってしまいました。
屈辱ですね。
「……はあ……」
あの女の溜息が聞こえます。全く同情はしませんけどね。
「……何なのかしらねえ、あの子……疲れちゃうわ。先生って大変よね、ああいう子にも優しく接してあげなきゃいけないんだから」
ほら、出ましたよ本音が。
いつもこうしてこの女は、本性を隠しいい顔ばかり。
そんなことを考えていると、彼女が帰ると同時に俺のベッドのカーテンを開けていたこの女は、何故か呆れたような顔をしました。
何だと言うのでしょう。
まるで、俺に幻滅しているかのようです。それはこちらだというのに。
「……そんな鬼の首を取ったような顔しないでよ、さっくん。いつも言ってるでしょ、私は大人だから、嫌なことでもしなきゃいけないの。それは、当然のことなのよ。私だって、イケメンといちゃつくだけで生活できるならそうしたいわ」
何を偉そうなことを。
何故、自分の嫌いなことをしなければならない、その事実を誇る必要があるのでしょうか?
そんなに嫌なのなら、そんなことをしなければいい。
人間には、自分の快楽に生きる権利がある。
わざわざそれを誇り、同時に普通の人間を貶めるという行為が、気に入らない。
 
ええ、そうです。人には、もっと自由に生きる権利がある。
それが他人に迷惑をかけることでない限り、何でもすればいいではないですか。それは卑下することでも自慢することでもなく、ただ当たり前に存在すること。
空気を読む?そんな空気が、どこにあるのですか?ただ、自分で「空気」を勝手に作り上げているだけではないですか。
 
それなのにこの女は、まるでそんな自分を偉そうに語るから。
だから、嫌いなのです。
「……知るかよ」
そう言った俺に、あの女はわざとらしく溜息をつきました。
まるで、自分が保護者だとでも言いたげに。
「あのね、さっくん」
この女に名前を呼ばれたという事実だけで不快なので、無視します。
どうして、普段はただの痴女のくせに、時々こうして。
「いつかは、貴方にも分かるわ。したいことだけして、生きるわけにはいかないの。
時には目的のために―――自分の嫌いなことをしなければいけない時が来る。
そういうものよ。それが分からないから、さっくんは子どもなの。私はいつもそう言ってるでしょ?」
俺を、理解しているかのような態度を取るのでしょうか。
「……てめえに、子ども扱いされたくねえんだよ」
しらじらしい。
俺が子どもで何が悪いのですか。
この女に、言われる筋合いなどない。
それに俺は、普通の人間にはなれないのです。この女の定義で俺を図れるはずがない。
 
そう、俺は、異常なのですから。
この女だろうと、誰だろうと―――俺のことを、理解できる、はずなんてない。
 
「いい加減、そのてめえっていうのやめない?私寂しいわあ」
この女は、わざとらしく眉を下げ、切なそうな表情を作ります。
まあ、どうせ嘘ですけどね。
寂しい、の前に(性的な意味で)とつけるのが正しいと思いますよ。
「……俺にまで欲情するてめえにはこれくらいがお似合いだよ、この雌犬」
「だから、それやめましょ?ほら、言ってみなさい。嫌いなことをする練習に。
 
―――杏お姉ちゃん、って」
 
その言葉を聞いた刹那、鳥肌が立ちました。
ああ、想像するだけで、思い描くだけで気味が悪いことこの上ありません。
「……死んでも嫌だね」
俺個人は水口在朝―――在野の弟ですね、―――のことは微塵も好きではないのですが、彼が兄を嫌悪する、その感情だけは理解できます。
俺は俺の在野が好きなので何故水口在朝が彼を嫌っているのかは知りませんが。
 
こんな女が自分の姉で、全く同じ血を引いているという屈辱―――これだけには耐えがたい。
 
「そお?まあ、恥ずかしいのならゆっくりでいいわ。じゃあ、私はちょっと出てくるから、あとよろしくね、さっくん」
クソ女は俺にウィンクをし、いつの間にか脱いでいた白衣を戸棚にかけて、一つしかない保健室の出口に向かいます。
この女、職務ほったらかすつもりかよ。
あと、誰が恥ずかしいとか言ったんだ。てめえの耳は節穴か。
ええ、もちろん、自分は棚に上げていますが何か問題でも?
まあ、僥倖です。この女がいないなら汚い空気を吸うこともありませんし、何よりまたひと眠りできる。
それでも、決してこの女に感謝なんてしませんがね。
 
「ああ、そうそう」
俺がその背中を憎々しげに見つめていたのに気がついたのでしょうか、この女は突然振り返り、そして言います。
信じられないくらいに、爽やかな笑顔でした。俺にとっては呪い以外の何物でもありませんが。
「……あとで、シーツ、ちゃんと洗濯機に入れときなさい」
ああ、全く―――
 
俺に、安らかな眠りは、いつ訪れるのでしょうか。
 
  
  
  
  
 あとがき
まさかの二分割www
サクは一見ものすごい語り部っぽい感じですが、「一人称」なので……ね?
 
 
 

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